日差しが強いシーズンにはサングラスが欠かせません。サングラスのレンズは、カラーも機能も豊富なので、せっかくなら自分の使うシーンに合ったレンズを選びたいですよね。
機能的なサングラスレンズといえば、調光レンズや偏光レンズが代表的ですが、それぞれの特徴ってなんだっけ？と思っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、調光レンズと偏光レンズの違いについて詳しくご紹介したいと思います。
調光レンズとは
調光レンズは、紫外線の量に応じてレンズカラーが変化し、場所に応じたちょうど良い明るさで光を取り入れることができるレンズです。
これにより、屋外ではサングラスに、紫外線の少ない屋内ではレンズがクリアカラーに変化するため、一本でメガネとサングラスの2WAYの使い方が可能です。
偏光レンズとは
偏光レンズは、光の偏光を制御する特殊なフィルターが組み込まれています。これにより、偏光の透過を制限し、水面やガラスなどの光の反射や眩しさを抑える効果があります。
また、光の偏光を制御するため、視界のクリアさとコントラストを向上させる効果があります。これにより、景色や色をより鮮明に見ることができます。
調光レンズと偏光レンズの比較
次に、調光レンズと偏光レンズの機能を比較してご紹介します。
機能面の比較
調光レンズ
光感知技術により、周囲の光の強さに応じてレンズの色と透過率を自動的に調整します。主な目的は、屋外での明るい環境下での視界の快適さです。
偏光レンズ
光の偏光を制御し、反射や眩しさを軽減します。視界のクリアさとコントラストを向上させ、特に屋外活動や運転中に効果を発揮します。
色調の比較
調光レンズ
明るい場所では薄く透明な状態であり、暗い場所ではより濃い色調になります。色合いが自動的に調整されます。
偏光レンズ
レンズの色調は一定でありません。光の偏光を制御するため、特定の角度から見た光の反射や眩しさを軽減します。
使用目的の比較
調光レンズ
屋外での活動や日常的な使用において、光の強さに応じて視界の快適さを維持したい場合に適しています。
偏光レンズ
屋外での活動や運転中など、反射や眩しさを軽減し、視界のクリアさを求める場合に適しています。
まとめ
調光レンズと偏光レンズは、どちらも異なる機能を持っており、それぞれの使用目的に応じて選ぶことが大切です。
調光レンズは紫外線によるレンズカラーの変化が特徴であり、偏光レンズは光の偏光を制御して反射や眩しさを軽減する効果があります。サングラスを選ぶ際には、自身のニーズと好みにマッチしたレンズを選びましょう。