メガネは、今では海外で大量生産が可能となり、数千円から買える時代になったことで、昔もよりも身近でカジュアルに使えるアイテムとなりました。
一方で未だに高価なものもあり、メガネの価格も二極化しています。そのため、「安いメガネと高いメガネって何が違うの?」、「安いメガネと高いメガネだとどちらを買うべき?」など疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、安いメガネと高いメガネの違いについて紹介したいと思います!
レンズのスペックの違い
高いメガネと安いメガネでは、レンズの設計や厚み、コーティングなどが異なります。
まず、レンズの設計は、ニコン・エシロールのシーマックスのように、選んだフレーム形状やユーザーの目とレンズの位置関係を取り込み、設計に反映させるオーダーメイド製のレンズになると高価になってきます。
次に、レンズの厚みは、高屈折の薄いタイプを選ぶ程 価格が上がる傾向があります。
さらに、レンズのコーティングは、防キズコートやブルーライトカットコート、防曇コードなど、レンズに機能性をプラスすることで価格が変わってきます。
一方、安いメガネで使われるメガネは、従来からある球面設計や非球面設計のレンズが使われているケースが多く、コーティングも標準だとUVカットや防汚コートなど、シンプルな装備となっています。
ブランド・ノーブランドの違い
高いメガネは、グッチやトムフォードなどのハイブランドや、モスコットやオリバーピープルズなどのメガネブランドによってデザインされることが多いです。そのため、洗練されたデザインや最新のトレンドに合ったスタイルを選びやすいのが特徴です。
一方、安いメガネはノーブランドであることが多く、コスパ重視で大量生産している分、利用している人が多いです。そのため、誰かとメガネのデザインが被ったり、デザイン性が限られ、良くも悪くも無難なデザインしか選べない場合があります。
細かいフィッティングができるかの違い
高いメガネは、細かいフレームやノーズパッドの調整が可能な設計になっています。さらに、アンチテンション構造のテンプルを使っていると、長時間の使用でも快適なフィット感があります。
一方、安いメガネの中には、フレームの素材や構造により細かくフィッティングするのが難しい場合もあるため、実は高いメガネ以上に顔の形や大きさにあったものを慎重に選ぶ必要があります。
耐久性の違い
高いメガネは、耐久性の高い素材や高品質のヒンジが使われていることが多いです。これにより、長期間使用しても変形や破損のリスクが低くなります。
一方、安いメガネは素材やヒンジが値段相応の作りのため耐久性が低く、高いメガネと比べると短期間での劣化や破損が起こりやすい傾向があります。
まとめ
高いメガネと安いメガネの違いは、価格差だけでなく、品質、デザイン、快適さ、耐久性、付加機能などさまざまな点にあることがおわかりいただけたかと思います。
高いメガネを長く使うという考え方もあれば、安いメガネを頻繁に買い替えて使うという考えもあります。
これらの考え方のどちらが良いというものではなく、1番大切なのは、使う人のライフスタイルや使用頻度、予算などを考慮して選ぶことです。ぜひ自分に合ったメガネ選びでメガネライフを楽しみましょう!