メガネやコンタクトには、視力とは別に度数という概念があります。
特にコンタクトを使っている人は、自分の使っている度数をよく目にする機会があると思いますが、そもそも度数って何?と思いながら使っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、度数と視力の違いについてそれぞれご紹介します。
度数
メガネの度数は、メガネレンズが光をどれだけ曲げるかを示す数値で、視力矯正に必要なレンズの数値として使われています。
度数は、主に次の2つの種類に分かれます。
近視(マイナスの度数)
近視の場合、目のピントが合う最長距離が正視と比べて短いため、遠くの物がぼやけて見えます。
近視の度数は、例えば-2.00Dのようなマイナスの値で表されます。
遠視(プラスの度数)
遠視の場合、若いうちは遠くや近くを見るのに支障がないケースもありますが、常に目の調節力(ピント合わせの力)を使っているため、眼精疲労が起こりやすい目です。
遠視の度数は、例えば+1.50Dのようなプラスの値で表されます。
メガネの度数は、眼科やメガネ屋による視力検査で調べることができ、個人の視力の状態やニーズに合わせた度数で設定されます。これにより、メガネで快適に生活を送ることができるようになるのです。
視力
視力は、個人が物をどれだけ鮮明に見ることができるかを示す指標です。
通常、視力の基準値は1.0とされ、これは人が普通に見える距離から物体を鮮明に見ることができることを表しています。
視力が1.0未満の場合、視力が低下しており、視力矯が必要な場合があります。視力は、生活の質と安全性に大きく影響するため、定期的な視力検査が大切です。
まとめ
今回は視力と度数の違いについてご紹介してきました。
自分の視力を把握されている人は多いと思いますが、メガネの度数も知っておくと、視力検査をした時に、以前とどれぐらい変化があるのかわかるので、自分の目の現状がより理解できて安心かもしれません。
自分の目の状態を正しく理解しつつ、快適なメガネ生活を送っていただけたら幸いです!